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sungrove

2020.05.09 エステプロラボ

ファスティングをする前に…

こんにちは。

京都 四条烏丸のネイルサロン 河村です。

 

GWは終わりましたが、相変わらずコロナウイルスも衰えを知らず、緊急事態宣言も延長され、不安な毎日が続いておりますが皆さんいかがお過ごしでしょうか。

先の見えないことへの不安、毎日家にいることのストレス、普段とは違う生活リズムで運動不足や不規則な食事などから、体重増加や消化不良、胃腸の疲れや肌荒れなどをそろそろ感じていらっしゃる方もおおいのではないでしょうか。

腸が元気でないと免疫力が落ちる、気分も上がらないなど不調を起こします。それを防ぐには酵素の働きが関わっており、消化酵素を使う量を減らし代謝酵を活性化させるには「ファスティング」が効果的で、『ファスティングの目的とは』の記事で詳しくお話しました。

 

ではファスティングプログラムなどをお話ししていきましょう。

 

まずファスティングでは意図的に消化させない時間を作ることから始まります。ファスティング=断食と考えると何も食べられなくて辛い、と思われがちですが、朝のみ酵素ドリンクなどに置き換え、昼と夜は通常食を摂るという半日プログラムもあります。こちらはファスティングを初めてするという方向けの毎日続けていただきたいプログラムでもあります。

ではなぜ朝を置き換えるのでしょう。

朝ごはんを「breakfast」といいますが、この「fast」とは朝素早く摂る食事と思われがちですが、実は断食を意味します。私たちは寝ている間、無意識に断食をしています。朝ごはんとは断食状態を「break(壊す)」するご飯、つまり断食明けのご飯なのでbreakfastとは回復食となります。朝に重たいものを食べると一緒に寝ていた胃腸に負担がかかり、消化不良につながりやすくなります。なので胃腸などをゆっくり起こしてあげるためにも朝は酵素ドリンクにしたり、朝食を摂るのであればフルーツやお野菜など酵素を多く含む比較的消化に負担がかからないものがオススメです。

次に酵素栄養学的1日の生活リズム(ナチュラルハイジーン)をご紹介します。

 

①栄養補給と消化の時間(12時~20時)

②吸収と代謝の時間(20時~4時)

③排泄の時間(4時~12時)

 

というように、私たちの体内リズムは1日を大きく3つの時間に分けることができます。

 

①12時~20時は胃腸も起きてきて、比較的ホルモンや消化のバランスも整ってくるので食事を摂ってもいいとされる時間です。

②20時~4時はターンオーバーの時間です。この時間は毎日3000億個の細胞が生まれ変わります。この時間に食事を摂ってしまうと本来ならば代謝に使われる酵素が消化に取られてしまい、ターンオーバーが疎かになってしまいます。なので夜遅くに食べてしまった次の日は消化しきれていないものが残っており、怠さを感じることがあると思います。この時間は代謝に使えるようなるべく食事は20時までに摂りましょう。

③4時~12時はデトックスの時間です。夜の内に代謝して新しく生まれ変わった細胞の代わりに古い細胞を排出する、毒出しのために使いたい時間です。

 

このナチュラルハイジーンになぞった生活リズムが理想ですが、お仕事の関係上、現実的に難しい方も少なくないと思います。その場合は起きてから3時間、寝る前3時間はなるべく食事を摂らないように心掛けてください。

 

朝置き換えの「半日プログラム」の他、週末1日を利用し1日の3食酵素ドリンクに置き換え、翌日の復食期を朝は酵素ドリンク、昼夜を代替え食にする「週末1日プログラム」、そして一番ベーシックな毎朝を酵素ドリンク、7日目と14日目を3食とも酵素ドリンクに置き換える「14日間プログラム」、3日間3食とも酵素ドリンクに置き換える「集中3日間プログラム」など、個人に合わせ色々なプログラムがあります。

 

そしてファスティングが成功するかどうかの鍵を握る一番大事なことは、ドリンクに置き換えている日ではなく「回復食」です。しっかり休んだ胃腸を叩き起こすようなことをしてしまってはその後2週間くらい消化不良をずっと起こしかねません。必ずファスティングはゆっくりしっかり回復をすることが最も重要です。

 

ではこのファスティングにおすすめな酵素ドリンクとは…

また次回にお話しします。