CAMPAIGN
キャンペーン

sungrove

2020.07.06 ネイルサロンからのお知らせ

グリーンネイルについて



皆様こんにちは。ネイルサロンROUN'の山下です。





梅雨真っ只中な今日この頃ですが、皆様いかがお過ごしでしようか。九州地方では豪雨により被害に遭われている方もいらっしゃるかと存じます。災害に遭われた皆様には心よりお見舞い申しあげます。





コロナの第二波への懸念も深まる中、大雨への対応も迫られ、頭を抱えるばかりの梅雨シーズンではありますが、実はこの時期というのはネイルへも一層注意して頂きたい時期なのです。





ネイルを長くされている方は一度は聞いたことがあるかと思われますが、この時期特に気を付けたいのがグリーンネイルと呼ばれるお爪のトラブルです。
こちらはその名の通り、お爪が緑色に変色してしまう恐ろしい症状です。最初はうっすらグリーンがかる程度なのですが、進行して酷くなってくるとお爪が濃い深緑色に変色してしまいます。そうなるとネイルも控えて頂かなくてはなりません。





では何故グリーンネイルになってしまうのか。この時期は特に気を付けないといけないのかということについて説明して行きます。





まず、グリーンネイルの原因からご説明致します。
グリーンネイルとはお爪が緑色に変色してしまう為、その見た目からよく勘違いされるのが、グリーンネイル=カビの一種である、という認識です。ネイリストに限らず、お医者さんでもそのような認識をされている方がいらっしゃるようなのですが、カビとグリーンネイルの症状は全く別物になります。
確かに、食べ物がカビると緑色に変色しますので、そのように誤解してしまいがちな気持ちも分かります。が、実はグリーンネイルの原因は緑膿菌という細菌(バクテリア)。緑膿菌の代謝物がそもそも緑色なので、緑膿菌が大繁殖することによってお爪が緑色に見えるということなんです。





ではこの緑膿菌というものは一体どこからやってきたのでしょう。





これも、よく勘違いされる方が居られ、人から移るだとか、ネイルサロンの器具を通して感染するなどと思い込まれている方が多い様なのですが、緑膿菌は感染する菌ではありません。
緑膿菌は元々、水回りや土の中、また人間が皮膚の上や大腸の中に最初から持っている常在菌の一種になります。その中でも緑膿菌は湿った狭い場所が大好きなので、例えばジェルネイルが少し浮いた隙間に湿気が溜まっていると、そこで一気に繁殖し、増えていきます。梅雨の時期は特にジメジメとして湿気が溜まりやすいので、グリーンネイルになりやすい時期ということなんですね。





これがグリーンネイルの原因となります。





もちろんこの時期に限らず、皆様手を洗ったりお風呂に入ったり、日常生活の中でお水を使ったりされますよね。そういう時にジェルネイルが浮いていたりするとその隙間に水分がとどまり、湿気が溜まり、緑膿菌が増えてしまいます。ですので、梅雨の時期に限らず、ジェルネイルが浮いているなと思った場合はすぐにネイルサロンでオフか付け替えして頂くことが大切になります。





万が一グリーンネイルかなと思ったら、、、





浮いてきた場所を放置していると浮きは広がってしまいます。更にそのまま放置しておくと、何かの拍子に引っかかってペロッと外れてしまうことなども珍しく無いと思います。
もし、外れたジェルネイルの下が緑色に変色していたら……?
それはグリーンネイルの可能性がありますので、抗菌作用のあるネイルオイルなどを塗り、暫くジェルは控え、その部分が伸び切るまで待つ必要があります。また、先述した通り緑膿菌は湿った環境を好みますので、こまめにしっかりと乾燥させることが大切です。手を濡らした際はよく拭くように心がけるなどです。





緑膿菌は体への感染などはしませんのでその点は安心頂いて大丈夫です。





いかがでしたでしょうか?グリーンネイルについて、しっかりとご理解頂けましたでしょうか。ジェルネイルを施術していて一番よく聞くトラブルとして名前の認知度は高いグリーンネイルですが、実際の原因や症状を理解している方は少ないなと感じます。
正しい知識を身に付け、トラブルが起きないように安全なネイルライフを送ってください。何か不安なことなどございましたら、いつでもご相談を受け付けておりますのでご連絡くださいませ。





LINE@ → 【@roun】





それでは今回はこの辺で失礼致します。





京都四条烏丸・御池ネイルサロンROUN'





山下