【爪のトラブル】ジェルネイルアレルギーって?
《ジェルネイルとは?》
ジェルネイルは、アクリル樹脂を硬化させるためにUVライトやLEDライトを使います。このプロセスにより、従来のネイルポリッシュよりも長持ちし、美しい仕上がりが得られます。しかし、その一方で、多くの化学成分が使用されているため、アレルギーのリスクが伴います。
UVライトによる紫外線アレルギーの可能性や、敏感肌の方は工程で使用するエタノール、ジェルに含まれる酸が刺激になることもあり、それをアレルギーと判断されてしまう事もあります。
《アレルギーの症状》
ジェルネイルに対するアレルギー反応は、個人によって異なりますが、主な症状には以下のようなものがあります。
– 皮膚のかゆみや赤み
– 発疹や腫れ
– 水ぶくれやひび割れ
– ひりひり感や痛み
これらの症状は、施術後すぐに現れることもあれば、数日後に現れることもあります。特に、敏感肌の方やアレルギー体質の方は注意が必要です。
《アレルギーの原因》
ジェルネイルのアレルギー反応は、主に以下の成分によって引き起こされることがあります。
1. アクリル酸エステル
硬化剤として使用されることが多く、アレルギーの原因となることがあります。
2.リン酸
リン酸自体は一般的にアレルゲンではありませんが、リン酸が含まれる製品や施術方法によっては、着色料など他の成分との相互作用でアレルギー反応が引き起こされることがあります。
3. エタノール
エタノール自体は一般的にはアレルゲンとはされていませんが、敏感肌の方で中にはアレルギー反応や皮膚刺激が生じることがあります。
4. 紫外線
遺伝的な要因や、お肌の状態、薬剤の服用など、様々な要因で紫外線アレルギーを引き起こす可能性があります。ジェルネイルを硬化するUVライトにはUVAという波長が使われています。
《予防と対策》
ジェルネイルアレルギーを防ぐためには、以下の点に注意することが重要です。
– 信頼できるサロンを選ぶ:アレルギーに対する正しい知識をを持ち、使用する製品や施術方法にアレルギー対策を講じているサロンを選ぶことが大切です。
– 敏感肌用の製品を検討する:アレルギー体質の方は、酸不使用のジェルネイル製品を使用することをおすすめします。
【ジェルアレルギー】発症してしまったら
歯の治療にも使用される樹脂を使ったジェルネイルですが、配合成分により一部の人々はジェルアレルギーを発症することがあります。このアレルギーは爪や皮膚にさまざまな不快な症状を引き起こし、ネイルアートを楽しむことが難しくなる原因となります。今回は、ジェルアレルギーを発症した場合の対処法や、ネイルサロンでのケアを楽しむ方法についてお話しします。
《ジェルアレルギーの症状》
ジェルアレルギーの症状は個人差がありますが、一般的には皮膚のかゆみ、赤み、水ぶくれ、ひりひり感などが見られます。これらの症状が現れた場合、速やかにジェルネイルをオフする必要があります。セルフネイルを長年続けられていた方に発症される方が多くいらっしゃいます。
《ジェルを排除する》
アレルギー反応が出た場合、最も重要なのはジェルネイルを完全に排除することです。これにより、症状を軽減し、治癒を促進します。他のジェルなら大丈夫かというと、残念ながら一度発症してしまうと、ジェルは徹底的に排除する(卒業する)しかありません。
アレルギー対応のポリッシュなら大丈夫な場合もありますが、できるだけ避けることをおすすめします。
《ネイルサロンでのケアを楽しむ》
ジェルネイルを排除した後でも、ネイルサロンでのケアを楽しむ方法はたくさんあります。
【ネイルケア】
爪の形を整えたり、甘皮の手入れをしたりするネイルケアを受けることで、健康的で美しい爪を保つことができます。
【ハンドケア】
ハンドマッサージや保湿トリートメントなどのケアもおすすめです。手肌を保湿することで、アレルギー症状の緩和にもつながります。
【フットケア】
美しいすべすべの足元になる事で、幸せな気持ちもアップします。ジェルネイルが出来ないからと諦めないで、ヘルシーにネイルサロンを楽しんでいただければ嬉しいです。
自分の爪や肌を大切にしながら、快適で安全なネイルの楽しみ方をラウンで一緒に見つけていきましょう。
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