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sungrove

2020.04.26 ネイルサロンからのお知らせ

おうちで本格ネイルケア



こんにちは。ネイルサロンROUN'の山下です。





この間すれ違った小学校低学年程度の子供たちが「もう四月も終わりなのに寒いねえ」「もう五月なのにねえ」と会話しているのを、まるで大人のそれのようだなと微笑ましく聞いていました。外出自粛でなかなか外に出ないとなると、時折買い出しなどで外出した際に、いつもは気づかなかったような声や、物音、喧噪などに改めて気づかされます。





そんな中で、公園で遊ぶ子供たちの無邪気な笑い声などは一際心が癒されほっとする音の一つだなと思います。





さて、前回のネイルブログでは自宅で出来るセルフオフの仕方を当サロンで取り扱いしておりますオフ剤のセットと共にご紹介致しました。





今回はオフした後のお爪の整え方についてご紹介させて頂きたいと思います。





もちろん、オフした後でなくとも普段から自爪をご自身でケアされたい方でも参考にして頂ける内容ですので是非ご一読くださいませ。





例えジェルが乗っていなくても、ケアの行き届いた美しく健康なお爪だけでもお手元の見栄えは随分と変わるものです。





またケアの仕方によってお爪の健康状態は大きく左右されます。





間違ったケア、やり過ぎなケアでお爪やお肌を痛めてしまわれないようお気をつけくださいませ。





それでは、実際に使用する道具と合わせてご紹介して行きます。





【ケアに使用する道具】









①・エメリーボード(お爪の形を整える為の目の細かいヤスリです)





②・ネイルシャイナー





③・ネイルオイル





④・消毒用のエタノール





⑤・ダスト除去用のブラシ





⑥・作業中に敷くキッチンペーパーなど





基本的に必要になるのはこれくらいになります。





そんなに多くないので始めて頂きやすいかと思います。すす。





それではご自宅で出来る本格ネイルケアの仕方をご紹介して頂きます。





【ネイルケアの方法】





①まず作業する卓上には何も無い状態にしてキッチンペーパーなどを敷いて準備します。カットしたお爪や削った粉が落ちますので広めに敷いて頂くのをおすすめします。その後消毒用エタノールで手指消毒をしっかり行ってください。





②次はお爪の形を整えて行きます。お爪の形は様々ございますが、今回は綺麗に自然なまるい形になるような整え方をご紹介させて頂きたいと思います。





まず長さがある方は、最終的に整えたい長さより1ミリから2ミリ程長めにお手持ちの爪切りやニッパーなどでカットしてください。





カットされる前に一度掌側からお爪の裏側をご確認ください。




この部分に生えるハイポニキウムに注意





お爪と皮膚の狭間を埋めている白い物体。これはハイポニキウムという部分でカットしてしまうと出血の原因になります。また、大変痛いです。人によってハイポニキウムの伸び方は違いますので、ぎりぎりまでお爪を短くカット出来る方も居れば、このハイポニキウムが伸びている為に余りぎりぎりまでは切れない方もいらっしゃるかと思います。短いお爪がいいという方も、無理せず出来る範囲内でカットしてくださいませ。





③カットしたお爪はガタガタ、カクカクしている状態だと思われますので、エメリーボードを使って滑らかに削りつつ形を整えて行きます。エメリーボードは往復がけしないようお気をつけください。





削る順序としては、まず爪の先端に垂直に当てて長さを整えます。




一方向にゆっくりと。





次に横のラインをすっきり見せる為にサイドを削ります。上から見ても横から見ても真っ直ぐになるよう気を付けて削ってください。








点線の部分も真っ直ぐに。





次に、サイドから中心に続く角を落とすイメージで中央に向けて削っていきます。









反対側も同じように、端から先端に向けて削って行きます。









※お爪は柔らかいので力を入れずに軽く擦るだけで削れます。やり過ぎてしまうとすぐに削れすぎてしまうので、少しずつゆっくり、1スライドずつ確認しながら整えていくと良いでしょう。





人によって、また指によってもお爪の形は様々です。出来るだけ全てのお爪が同じ形に近付くように削ってみましょう。





※指に対してお爪が真っ直ぐ生えているとは限りません。指の骨の直線上にお爪の中央が来るように整えていきましょう。





削り終えましたら付着したダストをブラシで払い除去します。





④10本全て形が整ったらお爪の表面を磨きます。ネイルシャイナーには色々種類がございまして、今回はブロック型のものを使用しておりますが、使いやすいもので大丈夫です。一般的にはスティックタイプのものが多いでしょうか。目が粗い部分と細かい部分が一本にまとまっているものを使って頂くと手軽に進めて頂けます。





ここで、削る前にお爪の表面にネイルオイルを一滴垂らします。こうすることでより艶やかに、オイルの栄養分を浸透させつつ磨くことが出来ます。









磨く順序はネイルシャイナーの目の荒い部分→細かい部分というように順番にかけていきます。あまり圧はかけずに優しく磨きましょう。また、お爪の表面は弧を描いて盛り上がっている場合が多いので、その形に添って弧を描くようなイメージで磨いていくといいでしょう。




肌に当たらないよう気を付けて。





※ネイルシャイナーは目の粗いやすりなどに比べて手触りがツルツルしているので削れにくいように思われがちですが、お爪は柔らかいのでかけ過ぎると気づかないうちにどんどん薄くなり、赤くなってしまいます。ひとつの面につき、加減しつつ、数回往復させる程度で充分です。





⑤表面に自然な艶が出てきましたら完了です。もう一度お爪にネイルオイルを垂らし、塗り込んであげてください。









仕上げのネイルオイルは掌側のお爪と皮膚の境目から垂らしてあげるとハイポニキウムやサイドにも行き届いて◎です。




暫く待つと表側に流れて浸透して行きます。





以上でセルフネイルケアは終了になります。





※こちらではキューティクル(甘皮)ケアについては触れておりませんが、本来甘皮はお爪の健康を守るために生えているものになります。ネイルサロンなどで専門的な知識と技術をもってケアする分には問題ございませんが、ケアを間違ってしまうとお爪の細胞を傷つけ、生えてくるお爪の健康を害してしまう恐れすらございますので個人でケアされるのはおすすめいたしません。ご自身でケアされる際にはお爪の形を整え、表面を磨く程度でも充分綺麗になりますので試してみてくださいませ。





また、ここまでされなくても毎日こまめにネイルオイルを塗り込んで頂くだけでも立派なセルフケアになります。





ネイルオイルの役割は乾燥を防ぐことはもちろん、お爪が生えるために必要な細胞に栄養を与え、健康で丈夫なお爪が伸びてくる為のサポートをしてくれる役割もございます。過度に乾燥してしまうと、強度が落ちて些細な衝撃で割れやすくもなりますし、表面がぼこぼことした凹凸になったりする場合もございます。消毒や洗浄などで乾燥しがちな現在、こういったトラブルを避けて頂く為にも、ネイルオイルは意外ととっても重要な育爪要素になるのです。





また、ネイルオイルは洗浄の度に流れ落ちてしまいますので、こまめに塗り直して頂くことが大切になります。携帯出来る小さい物をお一つポーチに入れておかれたり、デスクやベッドの近く、お車の中など目に入る場所に置いておかれることをおすすめ致します。





良い香りのするものなどですと使用しながらリラックス出来て気分転換にもなること間違いなしです。





次回のブログで当店で取り扱っているオイルもご紹介させて頂きます。





以上、ご自身で出来るケアの紹介でした。いかがでしたでしょうか。緊急事態宣言で在宅ワークになったり、外出自粛で屋内で過ごされる機会が多くなっている今だからこそ。自爪のケアをしっかり行い、次回のジェルネイルに向けて健康なお爪を育てていきましょう!





ご紹介させて頂きましたグッズのお問い合わせや記事に関してのご質問はいつでも受け付けておりますので、ラインにていつでもお気軽にお問い合わせくださいませ。





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それでは今回はこちらで失礼致します。





みなさま健康にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。





京都四条烏丸 ネイルサロン





山下